令和2年8月28日-処分事例②

■被処分者の氏名又は法人名称
幸後洋子

■登録番号又は法人番号
第85390520号

■所属する単位会
愛媛県行政書士会

■事務所名称
幸後行政書士事務所

■事務所所在地
愛媛県松山市西石井6丁目7番15号

■処分年月日
令和2年8月28日

■処分内容(種類)
廃業の勧告

■上記処分をした理由
上記会員は、
(1)平成30年8月下旬頃、民生委員(当時)を通じ、A氏の財産管理及び成年後見人選任申立手続を依頼されたが、親族との連絡を取らないまま2年近くが経過し、令和2年4月20日にA氏が死亡するに至るまで手続を放置した。また、苦情申出人(故A氏の相続人)から故A氏に係る遺産相続手続について依頼を受けていないにも係わらず同年4月22日に職務上請求書を使用して戸籍等を取得したほか、同年4月27日に苦情申出人から相続手続について依頼を受けた後も、再三連絡を求められたにもかかわらず、適切な事務連絡を行わなかった。
(2)成年後見人選任申立手続きの依頼を受け、成年後見人申立手続のため、職務上請求書を使用して戸籍謄本等を取得することは違法である。
(3)依頼を受けた後の業務の遂行に遅滞があることは事実である。
(4)依頼業務の進捗状況についての適切な報告・連絡がなかったこと及び依頼者への対応のまずさから不信感を得ている。

■上記処分の根拠となった法令及び会則の条文
行政書士法第10条(行政書士の責務)
行政書士法第13条(会則の遵守義務)
戸籍法第10条の2第3項に違反する疑い
司法書士法第73条(非司法書士等の取締り)に違反する疑い
職務上請求書の適正な使用及び取扱いに関する規則第5条第1項(使用の制限)
愛媛県行政書士会会則第17条(会員の処分)
愛媛県行政書士会会則第19条(個人会員の処分の種類)
愛媛県行政書士会会則第45条(会員の責務等)
愛媛県行政書士会会則第46条(品位保持)
愛媛県行政書士会会則第47条(業務の公正保持)